福岡で賃貸を探すなら、やはりもっとも気になるのは価格のことでしょう。
賃料は地域だけではなく、部屋の間取り、築年数、その時々の人気によって大きく左右されます。
また家賃の他にも共益費や管理費等の雑費がかかる場合もあるので、事前によく調べることが重要です。
それでは、福岡の家賃事情について見ていきましょう。
福岡市は今、目覚ましい発展を遂げています。
その主な理由はJR博多シティ開業に伴い、駅周辺の地域が若者向けの都市として急速発展しているからです。
人口増加率は全国の政令指定都市の中で第一位。
九州だけに留まらず、今日本で最も盛り上がっている大都市と言えます。
単身者向け物件の人気が最も高いのは福岡市中央区と福岡市博多区で、相場は４万円台後半と、ほとんど他の大都市圏と変わりません。
しかしそこを少し離れた城南区、南区、東区、早良区等は三万円台が多く、他の政令指定都市の家賃と比べても若干安価なものとなっています。
ファミリー向け物件ではうって変わって西区と早良区が最も人気が高く、７万円～９万円のものが多くなっています。
駅前で人気なのは天神や西新、中州といった繁華街。
ファミリー向けには九大前などの文教地区が高い需要を誇っており、どれも相場は周辺地域よりやや高めとなっています。
また、賃料の上昇幅が最も高いのは博多区です。
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その原因はこれまでビジネス街としての側面が強すぎて住宅の需要が少なかったのが、多くの商業施設が新規オープンしたことでここ３年の間に一気に集合住宅が増えたことにあります。
他にも大学周辺にある学生向けの物件や、工場周辺にある単身赴任者向けの物件には安いものが多く、シーサイドももちに代表される高級住宅地の相場は他と比べて一回り高いものになっている、などといった細かい差異はあります。
ですが全体的には他の川崎、広島といった同程度の人口を持つ大都市圏と比べると、家賃は安く、お求めやすいものになっていると言えるでしょう。
